金欠サム太郎。
寒くね...?本当に。
僕は今、靴下を2枚履いてモコモコしたスリッパを履いています。毛布も被っている。でも寒い。
もう11月中も後半に差し掛かりそうらしい。知るか。勝手に差し掛かるな。合意を得ろ。
そのうえバカみたいに金がない。昨年度めちゃめちゃ金稼いだ気がするんですけど、全部どっか行った。なんで????合意を得ろ。
なので今はめちゃめちゃ金を惜しみながら生活をしています。まず煙草をやめろ。という話なんですが、正直あんま変わらなさそう。もともと2日に1箱しか吸わないし、ハイライトはなんか知らんがやすいので、1箱490円なので、たばこやめても2日で500円弱しか節約にならん。
やめたとしても、煙草を吸わないとその分おなかが空くので、浮いた金で昼飯食うようになるだけで、金が増えたりはしない。
あとなんか知らんけど、今年に入ってから血圧が急上昇してるらしい。なんで????ゴリゴリの再検査になったりしてめんどくさかった。
蟹鍋食いて~~~~!キムチカップ麺食べよ。
ELMAR 50mmF2.8 (Mmount)
今までやっていたアルバイトももうじきやめ、新しいところを探さねばならない。喫茶店がいいなと思うけど、ちょうどいいところがない。嘘です。探してすらいません。これはまずい。
2月末に得た給料で、エルマー50mmのF2.8モデルを買いました。1stの方。
よくあるElmar5cmF3.5ではなくこっちにした理由は単純に、こっちのほうが新しく、程度のよいものが多いだろうとおもったからです。
これですね。
沈胴式です。
絞り羽根16枚
構成図です。
3群4枚テッサータイプ(本家テッサーとは絞り羽根の位置が異なる)
最短撮影距離1m
絞り 2.8,4,5.6,8,11,16(クリックあり)
製造年代1967-1974
距離計表示mのみ(feetも書かれているモデルもある)
てなかんじ。ランタンガラスの採用により、Elmar 5cmF3.5よりも半段明るくなりました。硝材には詳しくないのですが、おそらく屈折率上昇とかの効果があるのでしょう。
ちなみに、スクリューマウントタイプもあります。(IIIgにどうぞ)
ナンバーをみると、僕のは1960年製造っぽいですね。M2とおそろい。
雑に撮りました。
これらはα7IIで撮影。
Leica M2というカメラ
はじめに
今回はライカM2についての記事です。めちゃくちゃ長いです。暇な時に読んでください。
ある程度分かる人向けにはなってしまいますが、なるべくわかりやすく行こうとおもいます。本当は他のモデルの写真や内部構造の写真があるとわかりやすいのですが、他所から引張ってくるわけにもいかないので、許してください。
さて、先月のことではありますが、Leica M2を買いました。
今までは、Leica IIIa (製造番号的にはDIIIだか、1/1000sがあるもの。戦後の純正改造でつけられたものかも)というネジ込み式のスクリューマウントの、いわゆる「バルナックライカ」を使っていましたが、なんやかんやあって、M型デビューしました。
スクリューマウントのライカについての知識は多少ありますが、M型についてはあまりありません。
ぼくと一緒に勉強しよう!!
続きを読むライツ純正フィルムマガジン(パトローネ) FILCA
どん。買いました。1980円。これは100ftとかの長尺フィルムを切ってカメラに装填する用の純正パトローネです。フィルムを装填するときは暗室で行います。
真鍮製。上面に側面の窓を開け閉めするためのノブがある。左の板バネは、そのロック機構。
あけるとこう。中にスプールがはいっている。
板バネ。
底にはErnst Leitz Wetzlar Garmanyと刻印がある。いいねぇ。
窓を開けた状態で板バネのロックを解除すると分解できる。
真ん中のスプールには、フィルムを突っ込む溝があって、フィルムをいれると、ネジを切られた棒が板バネでフィルムをおさえる。
auf,zu
これはライカボディの底蓋ですが、このFILCAをつかうための形になっている。
こんなかんじ。締めた状態のFILCAのノブが挟まって、板バネはツメでロック解除された状態でボディにはいる。
そして底蓋のロックを閉めると、なかでノブが回って窓があきます。そして撮り終わって底蓋ロックを開けると、窓が閉まって感光しないような状態で取り出せます。よくできてる。
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いれるとこう。
オール純正...いいね...
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ついでにレンズの写真を撮った。きれい。
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さて、今回買った純正パトローネFILCAですが、製造番号の刻みがないので製造年がわかりません。1935年には発売されていたようです。ちなみにボディは1938,レンズは1952。
FILCAという名前ですが、これはライカの商品コードです。たとえば50mm外付けファインダーならSBOOI,SummitarならSOOREとかそういうやつです。
また今度つかってみよう。
E.Leitz Summitar 5cmF2
2ヶ月と1週間ぶりの更新ですね。明日は進級認定会議。
レンズの記事です。作例は最後の方。
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少し前にライカのスクリューマウントレンズを買いました。
Summitar 5cmF2です。カタカナ表記だとズミターが一番近そう。ズミタールと書いているところもある。
というかカタカナ表記は、「ル」の有無の基準があいまい。ズマール(Summar)にはルがあるのにテッサー(Tessar)はルがない。どっちでもいいけどズミターの方が気に入ってます。
Summarの子供、Summicronの父にあたります。
Summar,Summitar,Summaron,Summicron,Summarex,Summarit,Summiluxみたいな感じで、ライカレンズにはSummとかSummaから始まるレンズが多いですが、これはラテン語の[summa]が由来です。最高の物、という意味があります。
ちなみにHektorとSummarexは、マックス・ベレクおじさんの犬の名前「ヘクトール」と「レックス」から来てるって話があるらしい。
キャップつき。しかもフィルターもつけてくれた。フィルターは特殊な形のもので、径36.5mm。フィルター取り付けのネジがズミクロンとは違うところに切ってあって、共有できない。フィルター付きはありがたい。
見ての通りの沈胴タイプ。距離計表記はFeet。Mtrはありません。
絞りはF2~16まで無段階で変化します。戦前モデルはF12.5まで。
写真にも写ってるんですけど、製造番号は[Nr.979173]で、1952年製。銘玉ズミクロン発売の前年。
このレンズは1939年から1955年まで、17万本ほど、Nr.487001~Nr.992000まで作られているので、結構後期のもの。
このレンズには「コーティングあり・なし、六角絞り・丸絞り」のバリエーションがあって、このレンズは「コーティングありの六角絞り」です。コーティングは戦後より。
レンズ構成は、4群7枚。コレを改良したのがズミクロンで、1枚目と2枚目が貼り合わせられていません。これによって屈折回数を増やし、そこで収差を補正したがために、あの有名なズミクロンの写り(持ってないから知らんけど)が得られたわけです。
張り合わせられていたレンズを離すと、反射も増えます。
すべてのレンズの反射率が4%(各面の透過率が96%)だとすると、4群7枚は(1-0.04)^8=72%を透過して、入ってくる光の約28%をロスですが、5群7枚だと(1-0.04)^10=66%で、34%のロス。
反射が大きいと、その分フィルムに光が届きにくいので、不利です。(昔はフィルムの感度が低かった)
不利になってもいいのかって感じですが、そこはコーティング技術によって解決します。(それ以前に作られたレンズにはコーティングがない)
コーティングを施すことで、レンズ各面の反射率を下げることができます。これで暗くなる問題は解決。
あと、絞りは六角形なんですが、角を作っているブレードの間に、隙間を埋めるように、弧のブレードも入ってます。バラすと大変。
ボディに付けるとこんなかんじ。Germany。
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絞り開放
絞り開放
たぶんF5.6
多分F11
この奥への感じいいよね
これは城崎でとった。絞り開放。周辺のボケがぐるーっと回ってるのが分かると思う。
城崎にもライカ持ってったので、それについてはまた後日。
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めちゃめちゃたっぷり載せた。
全部フィルムです。C200だったりPRO400HだったりPortra400だったり。
絞ると素直に良く映るしすごい。
絞りを開けるとぐるーっと回ったり、にじんだりする。つかってておもしろい。
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